バリアブル印刷とは、印刷物1枚ごとに異なる情報を印刷する方法です。ハガキやチケット、金券、伝票、名刺、宛名印刷などに対して、データベースに基づいてそれぞれ異なる氏名や住所、店舗情報、クーポン番号、QRコード、バーコード、会員番号や座席番号といった情報を印刷できます。バリアブル印刷は、可変印刷、可変データプリントとも呼ばれます。

PP加工（ポリプロピレン加工）はラミネート加工の一種で、印刷用紙の表面をコーティングすることで、表面保護と光沢による質感向上の効果を得られます。特に保護の面では、摩擦などによる印刷面の傷・剥がれや色移り防止、破れに強くなる耐久性向上、発色の変化防止が期待できます。

型抜き、変形抜きとは、用紙を多種多様な形状にくり抜く加工方法です。カードやDM（ダイレクトメール）、商品や売場POPなどに利用されています。イラストや写真、ロゴに合わせて枠を作成して抜くことで、オリジナリティのある印刷物になります。

箔押しとは、金・銀などの箔を印刷用紙に圧着する加工方法です。通常の印刷では表現できないメタリックな質感を得ることができるため、高級感を演出したいビジネスシーンや、特別な個性が求められるラグジュアリーブランドにおすすめです。