社長が交代することになり、それに伴う社長交代と組織変更等を知らせる「挨拶状」を取引先に送ることになりました。弊社トップの交代ですからそれ相応の品位も必要ですし、なによりも社長が、お世話になった皆さまに敬意を払いたいと希望しており、総務部では、一枚一枚に真心が感じられる挨拶状の制作を始めることになりました。

よくあるお仕着せのデザインではなく、高品位な用紙や書体を使うなど、他社にはない仕様にしたかったのですが、何をどう選んで良いのか分かりません。加えて、社長名や社章、一部の定型文以外の内容については社内で対応する必要があったので、弊社内のプリンターで印刷可能な用紙を採用するといった条件もありました。

文面や仕様について弊社の要望を反映してもらいたい他、他社の事例なども知りたく、綿密な打ち合わせを希望していたのですが、該当しそうな印刷会社を探すのに苦労し、グループ会社から複数社紹介してもらい競合プレゼンという形でご足労願いました。

どの会社様からも品位ある案内状のデザインを提案していただきましたが、藤ダイレクト様からは、丁寧に過去取り扱った事例を挙げて説明していただけたほか、弊社のプリンターで印刷可能な用紙と封筒についての提案が大変に納得いくものだったため、お任せすることとなりました。

社長が一社員だった頃にまでさかのぼり、一度でも取引のあった会社や飲食店すべてに内容の異なったメッセージをそえたことが功を奏したのか、挨拶状を機に取引が再開した飲食店やスーパーなどもあり、社内外からとても好評でした。藤ダイレクト様の選んだ用紙や書体なしには実現できなかったと思っています。

実は当初、社内ではホームページ上での発信だけで十分との声が多かったのですが、藤ダイレクト様より「ホームページだけでは、アクセスしてきた人にしか伝わらない。重要なお知らせ、必ず知っていただきたい情報はリアルツールでなければ伝わらない」と助言いただいたことも大きなポイントになりました。

その後、藤ダイレクト様とは、取引先への役員改選等の挨拶状をはじめ、人事異動の際に社員に渡す辞令や成績優秀者に送られる賞状などのフォーマットをお願いしており、10年以上にわたり長くお付き合いいただいています。